9月になりましたが、
湘南海岸は、
まだまだ暑い日が続いています。
今回の写真は車窓から…
台風10号を気にしながら、
実家を往復した際の景色です。
50歳半ばになり、
再び、実家の問題に向き合う時間。
母が高齢のため、
少し、
働き方を見直していた矢先のこと。
母が脳梗塞で倒れました。
心理学やカウンセリングの中では、
今の家族(夫、子供たち)とは別に、
生まれ育った家族(父、母、兄弟)を
「原家族」といいます。
ご相談を受ける中で、
今の悩みが、
原家族の影響を受けていることは多くあります。
皆さん、お話が深まると、
「そういえば…」と、当時の記憶が蘇り、
改めて、
その時の感情と向き合う瞬間が訪れます。
実際、
原家族との関係を断つことは難しく、
自立し、
心理的距離が出来たと思ったところ、
子育てや介護というライフイベントで、
再び、
原家族で経験した、
様々な感情や思考が頭を巡るようです。
それが、人生というもののようで、
色々な角度から、
物事を捉え直すことが出来るようになると、
心が広がる感じがします。
ーその後、
リハビリ棟の母から、
今日、頑張ったことの報告を受ける度、
心から褒めてあげる自分がいて、
永遠の少女のように喜ぶ母がいます。
Mito